12.02.11 Saturday
VMware ESXiが一段落してあまりやることがなくなったので、予定通りHyper-V Serverを試してみることにしました。
まずはMicrosoftのサイトからダウンロード済みのisoファイルをDVDに焼きます。
これでインストールの準備はできました。
USB DVDドライブをSH67H3に接続してDVDドライブから起動させます。
インストール先はそのために空けておいたHDDの領域(24GB)を指定します。
後は勝手にインストールしてくれるのでしばらく放置です。
しばらくの後、画面を見てみるとパスワード設定画面が出ていましたのでパスワードを設定します。
するとデスクトップ画面がでて、コマンドプロンプトとテキストベースのメニュー画面が表示されますが、何やらワーニングメッセージが表示されました。
オンボードNICを組み込めないようです。
メニュー画面上にも同じ内容が表示されています。
Hyper-V Serverはサードパーティ製デバイスドライバを含みませんので、当然と言えば当然ですね。
さてどうしよう・・・。
いくら何でもサードパーティ製ドライバを組み込めないなんてはずはありません。
調べてみるとやはりドライバを組み込む手段がありました。
PNPUTIL -i -a c:\xxxxx\*.inf
上記コマンドでドライバが格納されている場所を指定すれば組み込めるみたいです。
ですが、ネットワークが使えない状態なのでドライバをネット経由でゲットできません。
このマシンにはFDDドライブなんてものはついていません。
CD-Rにドライバを焼いて読みこめば良いのでしょうが、このドライバのためだけに1枚消費するのは悔しいです。
USBフラッシュメモリを挿してみましたが、当然ドライバを自動で組み込まないためアクセス出来ません。
とここで別パーティションに入っているWindowsドライブを見ることが出来ました。
ああ、所詮はWindows Server 2008なのでフォーマットが同じなのですね。
一旦、Hyper-V Serverを落としてWindowsを起動します。
ネット上でSH67H3のNICドライバをゲットして直接Hyper-V Serverのドライブに展開後ファイルを保存しました。
ちなみにSH67H3のNICドライバはRTL8001EのWindows Server 2008 x64用ドライバとなりますが、実態はWindows 7 x64用と同じものでした。
サイドHyper-V Serverを起動して、コマンドプロンプトより上記コマンドにてドライバをインストールします。
難なくドライバ組み込み完了。
これでネットワーク接続が出来るようになりました。
次は仮想マシンの作成ですが、ReadyNASのiSCSIボリュームへの接続が出来るのでしょうか・・・?
何はともあれまずはESXiと同様に別のPCから管理ツールでアクセスします。コマンドラインからでも出来るのかも知れませんが、GUIの方がはるかに楽ですからね。
Hyper-V管理ツールはWindows Server 2008であればインストールされていますが、他のWindowsではそうはいきません。
Windows Vista、Windows 7用のHyper-V管理ツールがMicrosoftより無償提供されていますので、そちらを導入します。
MicrosoftのサイトよりWindows 7用のリモートサーバー管理ツールをダウンロードします。早速ノートPCにインストールしようとしますが、何故か出来ません。あ、そういえばこのツールはProfessional、Ultimate、Enterpriseにしかインストール出来ないんでした・・・入れようとしたノートPCはHome Premiumだったいうオチです。
ということで、先日たまたま別のノートPCにProfessionalをインストールしたのでそちらにインストールします。いやぁ、ラッキーでした。
リモートサーバー管理ツールは無事インストールできましたので、コントロールパネル>プログラム>Windowsの機能の有効化または無効化で、リモートサーバー管理ツール>役割管理ツール>Hyper-Vツールにチェックを入れてHyper-V管理ツールを使用可能にします。
早速接続し、仮想マシンを・・・なんてうまくは行きません。
接続用のアカウント(Hyper-V管理ツールをインストールしたWindows PCのアカウントと同じ)をHyper-V Server側に作成しないと接続すら出来ませんでした。
ですが、アカウント作成してもすんなりとは行きませんでした。
「RPCサービスに接続できません。」というメッセージが表示されてHyper-V Serverに接続できないのです。
この問題には多くの人が出会うようです。
要はHyper-V側でリモート管理出来るように設定されていないというわけですね。
以下の手順でリモート管理出来るように変更します。
1)MMCリモート管理を許可する。
2)Windows PowerShellを有効にする。(ここで一旦再起動します。)
3)サーバーマネージャーのリモート管理を許可する。
では再度接続し・・・って出来ません。
色々と調べた結果、Hyper-V ServerのWindowsファイアウォールでリモート管理接続できるようにしなければならないようです。
参照したサイトに書かれている手順を色々とやってみましたがさっぱりダメなので、とあるサイトにあった奥の手「ファイアウォールの無効化」でとりあえず回避してしまいました。
Hyper-V Serverのコマンドプロンプトで以下のコマンドを投入します。
netsh advfirewall set currentprofile state off
まぁ、内部で試してるだけなので、本格運用するようになったらきちんと整理することにします。っていうかローカルLANなので大丈夫だと思うんだけどね。
しかし、まだ終わりません。
まだ必要な手順がありました。
Hyper-V管理ツールをインストールしたWindows PCで以下の手順を踏みます。
・検索の開始でdcomcnfgと入力してコンポーネントサービスを実行します。
・コンポーネントサービスでマイコンピュータのプロパティ>COMセキュリティを選択します。
・制限の編集でAMONYMOUS LOGONのリモートアクセスを許可します。
これでやっとHyper-V管理ツールでHyper-V Serverへ接続が出来ました。
これで終わったかに思えましたが、まだまだ難関があります。
本体にはHDDの空き容量があまりありませんので本体に仮想マシンが作成できません。よってReadyNASのiSCSIをHyper-V Serverに認識させる必要があるわけです。
この手順については次回。
まずはMicrosoftのサイトからダウンロード済みのisoファイルをDVDに焼きます。
これでインストールの準備はできました。
USB DVDドライブをSH67H3に接続してDVDドライブから起動させます。
インストール先はそのために空けておいたHDDの領域(24GB)を指定します。
後は勝手にインストールしてくれるのでしばらく放置です。
しばらくの後、画面を見てみるとパスワード設定画面が出ていましたのでパスワードを設定します。
するとデスクトップ画面がでて、コマンドプロンプトとテキストベースのメニュー画面が表示されますが、何やらワーニングメッセージが表示されました。
オンボードNICを組み込めないようです。
メニュー画面上にも同じ内容が表示されています。
Hyper-V Serverはサードパーティ製デバイスドライバを含みませんので、当然と言えば当然ですね。
さてどうしよう・・・。
いくら何でもサードパーティ製ドライバを組み込めないなんてはずはありません。
調べてみるとやはりドライバを組み込む手段がありました。
PNPUTIL -i -a c:\xxxxx\*.inf
上記コマンドでドライバが格納されている場所を指定すれば組み込めるみたいです。
ですが、ネットワークが使えない状態なのでドライバをネット経由でゲットできません。
このマシンにはFDDドライブなんてものはついていません。
CD-Rにドライバを焼いて読みこめば良いのでしょうが、このドライバのためだけに1枚消費するのは悔しいです。
USBフラッシュメモリを挿してみましたが、当然ドライバを自動で組み込まないためアクセス出来ません。
とここで別パーティションに入っているWindowsドライブを見ることが出来ました。
ああ、所詮はWindows Server 2008なのでフォーマットが同じなのですね。
一旦、Hyper-V Serverを落としてWindowsを起動します。
ネット上でSH67H3のNICドライバをゲットして直接Hyper-V Serverのドライブに展開後ファイルを保存しました。
ちなみにSH67H3のNICドライバはRTL8001EのWindows Server 2008 x64用ドライバとなりますが、実態はWindows 7 x64用と同じものでした。
サイドHyper-V Serverを起動して、コマンドプロンプトより上記コマンドにてドライバをインストールします。
難なくドライバ組み込み完了。
これでネットワーク接続が出来るようになりました。
次は仮想マシンの作成ですが、ReadyNASのiSCSIボリュームへの接続が出来るのでしょうか・・・?
何はともあれまずはESXiと同様に別のPCから管理ツールでアクセスします。コマンドラインからでも出来るのかも知れませんが、GUIの方がはるかに楽ですからね。
Hyper-V管理ツールはWindows Server 2008であればインストールされていますが、他のWindowsではそうはいきません。
Windows Vista、Windows 7用のHyper-V管理ツールがMicrosoftより無償提供されていますので、そちらを導入します。
MicrosoftのサイトよりWindows 7用のリモートサーバー管理ツールをダウンロードします。早速ノートPCにインストールしようとしますが、何故か出来ません。あ、そういえばこのツールはProfessional、Ultimate、Enterpriseにしかインストール出来ないんでした・・・入れようとしたノートPCはHome Premiumだったいうオチです。
ということで、先日たまたま別のノートPCにProfessionalをインストールしたのでそちらにインストールします。いやぁ、ラッキーでした。
リモートサーバー管理ツールは無事インストールできましたので、コントロールパネル>プログラム>Windowsの機能の有効化または無効化で、リモートサーバー管理ツール>役割管理ツール>Hyper-Vツールにチェックを入れてHyper-V管理ツールを使用可能にします。
早速接続し、仮想マシンを・・・なんてうまくは行きません。
接続用のアカウント(Hyper-V管理ツールをインストールしたWindows PCのアカウントと同じ)をHyper-V Server側に作成しないと接続すら出来ませんでした。
ですが、アカウント作成してもすんなりとは行きませんでした。
「RPCサービスに接続できません。」というメッセージが表示されてHyper-V Serverに接続できないのです。
この問題には多くの人が出会うようです。
要はHyper-V側でリモート管理出来るように設定されていないというわけですね。
以下の手順でリモート管理出来るように変更します。
1)MMCリモート管理を許可する。
2)Windows PowerShellを有効にする。(ここで一旦再起動します。)
3)サーバーマネージャーのリモート管理を許可する。
では再度接続し・・・って出来ません。
色々と調べた結果、Hyper-V ServerのWindowsファイアウォールでリモート管理接続できるようにしなければならないようです。
参照したサイトに書かれている手順を色々とやってみましたがさっぱりダメなので、とあるサイトにあった奥の手「ファイアウォールの無効化」でとりあえず回避してしまいました。
Hyper-V Serverのコマンドプロンプトで以下のコマンドを投入します。
netsh advfirewall set currentprofile state off
まぁ、内部で試してるだけなので、本格運用するようになったらきちんと整理することにします。っていうかローカルLANなので大丈夫だと思うんだけどね。
しかし、まだ終わりません。
まだ必要な手順がありました。
Hyper-V管理ツールをインストールしたWindows PCで以下の手順を踏みます。
・検索の開始でdcomcnfgと入力してコンポーネントサービスを実行します。
・コンポーネントサービスでマイコンピュータのプロパティ>COMセキュリティを選択します。
・制限の編集でAMONYMOUS LOGONのリモートアクセスを許可します。
これでやっとHyper-V管理ツールでHyper-V Serverへ接続が出来ました。
これで終わったかに思えましたが、まだまだ難関があります。
本体にはHDDの空き容量があまりありませんので本体に仮想マシンが作成できません。よってReadyNASのiSCSIをHyper-V Serverに認識させる必要があるわけです。
この手順については次回。
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