SH67H3でHyper-V Server 2008 R2 SP1導入(2) iSCSI編
 今回は、Hyper-Vで仮想マシンを作成するためにReadyNASのiSCSIターゲットをHyper-Vで利用出来るようにします。

 まずはReadyNAS上でiSCSIターゲットを作成しますが、1ドライブ1仮想マシンとするために64GBのターゲットを3個用意しました。LUNは0,1,2となります。
 次はHyper-VでiSCSIを利用出来るようにしなければなりません。「Hyper-V Server コマンドラインでiSCSIの接続」というサイトを参考に設定します。

 最初にiSCSIイニシエータのサービス設定を行います。

 sc configf msiscsi start= auto
 sc start msiscsi

 ここでのポイントは「start=」と「auto」の間にスペースを入れることですね。参考にしたサイトにもきちんと書いてあります。
 私は気づかずにスペース無しでやって失敗しました。

 次にiSCSIターゲットへの接続ですが、以下のコマンドでサーバーへ接続します。

 iscsicli QaddTargetPorttal 192.168.XXX.XXX(サーバーのIPアドレスです)

 しかしながらここでまたまたトラブル発生。
 iscsicli ListTargets でターゲットリストが表示されません。
 そもそもうまく接続できていない気がします。
 そこで別のサイトで存在を知ったiSCSI接続用GUIを起動します。

 iscsicpl

 すると画面が表示されますので「探索」タブでターゲットポータルを探索します。
 ターゲットポータルは無事追加されました。
 ですがここで別のトラブル発生。
 検出されたターゲットがESXi用に作成されたターゲットだけです。Hyper-V用に作成されたのはどうやっても表示されません。
 仕方ありませんので現状では使用できないESXi用のiSCSIターゲットをNAS上で削除しました。
 するとようやくHyper-V用のターゲットが表示されました。
 もしかすると両方のターゲットのLUNが0となっているのが原因かも知れません。でも、変更できないんですよね・・・。
 まぁ、とりあえず認識したので先に進みます。
 「ボリュームとデバイス」タブでボリュームを自動構成してこの画面での作業は終了。

 我ながら事前調査なしでよく手探りで設定するなと思いますよ(笑)

 コマンドプロンプトに戻って次はディスクのフォーマット及びマウントです。

 diskpart

 上記コマンドでディスク操作コンソールに入ります。

 list diskでディスクが3つ表示されていますのでOKです。

 あとは3このディスクにそれぞれ接続してパーティションの作成、フォーマット、ドライブレターへのマウントを実施します。

 select disk #(ディスクの番号)
 create partition primary
 format fs=ntfs quick
 assign letter=X(ドライブレター)

 list volumeで3ドライブ分きちんとマウントされていることを確認して作業終了。

 これでHyper-Vからドライブとして認識されるようになりましたので、通常の手順で仮想マシンを作成するだけです。
 と安心したら更にトラブル発生。
 なぜか仮想マシンの作成に失敗します。RPC接続で何やらうまくいかないようです。
 最初はESXiでも作成できないことからiSCSIを疑いましたが、ローカルドライブにも作成出来ませんのでやはり何かの設定がおかしいと思われ。
 薄々感づいてはいましたが、やはり操作しているWindows 7のファイアウォールが原因でしょうねぇ。
 案の定ファイアウォールを無効にしたら作成できました。
 さすがに無効にしっぱなしは出来ませんので解決しなければなりません。
 Aviraのファイアウォール設定を見ていても特に気になる点はありません。ということはポートを開けないとダメなのかな・・・。どのポートを開ければ良いのかを調べていますが、135以外は動的なポートとなるようです。
 やっぱり135ですよねぇ・・・。でも「135で確立されたTCP接続を許可」という受信ルールがあるんですよね。
 でもふと気になるルールが・・・「135のTCPパケットを拒否」というのがその次の優先ルールとして設定されています。
 まさかこれじゃないよねぇ・・・一応削除してみるとあら不思議(でもありませんが)仮想マシンが作成できるようになりました。
 これが原因かぁ・・・無事に出来るようになって良いのですが、このノートPCを外に持っていった時に135のポートを空けておくのはちょっと嫌ですねぇ。まぁ、持っていくとは忘れずに規定値に戻せばいいか。

 ということで、仮想マシンが作成され、Windows OSをインストールするだけです。
 RemoteFXを試すには仮想マシンのOSはWindows 7 UltimateかEnterpriseのみですので、例のごとく評価版をインストールします。

 インストールも問題なく完了。
 あとはWindows Updateで最新の状態にするだけです。
 そういえば、Hyper-Vで問題なくiSCSIターゲットが使用出来ることが判りましたので、ESXiの方はNAS側ではなくESXi側の問題で作成できないのでしょうね。時間があったら調べてみたいと思います。
 あと、もう一点気づいたことがあります。
 仮想マシンのレスポンスがディスクアクセスも含めて非常に良いことです。
 ESXiもiSCSI接続すればディスクレスポンスが速くなるのかも知れませんが、現状においてはHyper-Vの仮想マシンの方が使いやすいですね。

 次回はRemoteFX導入編です。

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